老人性白内障とは、高齢者に発症し、年齢とともに発症率が高まる眼科疾患です。発症部位によって皮質性と核性に分けられ、皮質性白内障は発症過程によって初発期、膨張期、成熟期、過熟期に分けられ、進行は比較的ゆっくりです。中医では、この病気は高齢による肝腎不足、脾気虚衰により精気の目への上荣が阻害され、水晶体の栄養障害が生じる、または心気不足、気虚火衰に関連すると考えます。これは特に脳力労働者や高度近視で核性内障を患う人に多いです。 老人性白内障の弁証分型は、肝腎両虚型、脾気虚弱型、心気不足型に分けられます。患者は医師の指導のもと、適切な薬を服用すべきです。 消障方 黄芪、白朮、遠志、三棱、桂円肉、大棗、枸杞、莪術、川貝、党参、当帰、丹参、牛膝、木香、赤芍、磁石、生姜などを細かく粉砕し、蜜を加えて錠剤にします。1日2回、1回10gを温水で服用。健脾養心、行気活血、滋陰平肝、補腎明目の効果があり、本病の初期・中期に適しています。 治障方 黄芪、党参、白朮、升麻、珍珠母、決明子、蝉衣、枸杞、澤瀉、地蚕、桃仁、赤芍、丹参、王不留行、甘草、三棱、莪術、車前子、白茅根、大黄、牛膝、磁石などを粉末にし、蜜を加えて錠剤にします。1回9g、朝夕空腹時に1回ずつ、温水で服用。健脾益気、滋陰補腎、平肝利水、活血通絡の効果があり、本病の未成熟期に適しています。 治障明目方 黄芪、党参、白朮、茯苓、山薬、枸杞、女貞子、五味子、丹参、玄参などを抽出して製剤にします。1袋10g、朝夕各1袋を温水で溶かして服用。益気健脾、補肝益腎、清肺退障の効果があり、本病の未成熟期に適しています。 祛障法 黄芪、党参、丹参、当帰、五味子、枸杞、石菖蒲、広郁金、遠志、車前子などを適量の淡水で文火で煎じ、濃厚な芳醇な香りが立ち、薬草がすべて鍋底に沈んだら火を止め、15分間蒸らします。朝夕それぞれ1湯匙を加熱して服用。平肝浄気、滋陰補陽の効果があり、本病の初期・中期に適しています。
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