【出典】『薬茶治百病』 【组成】 百合(新鮮良品)、枇杷(種子除去)、鮮藕(洗浄、薄切り)各30g。 【効能】清熱、潤肺、止咳。 【主治療】 ①風熱咳嗽、長期にわたる乾性咳嗽または少量の痰、あるいは粘り気のある痰で咳が出にくい、声が嗄れる。 ②燥咳、咳痰中に血が混じる、口渇舌燥、舌苔は薄く乾いている。 【製法】 上記の薬材を薄切りまたは粗末にし、毎回40~50gをホットウォーターボトルに投入し、沸騰したお湯を半分ほど注ぎ、ふたをして10分ほど蒸らす。その後飲用を開始する。1日中に数回に分けて飲みきり、沈殿物は捨てること。百合や藕片も細かく噛んで服用できる。 【適宜・禁忌】風寒咳嗽で痰が多く白色である者は使用を避ける。 【按語】 百合は甘味で微寒であり、肺を清め潤し、咳を止める作用がある。『本草綱目拾遺』には「痰火を清め、虚損を補う」とある。鮮藕は清熱生津の効果を持つ。枇杷は清熱化痰、下気止咳の作用があり、これらを組み合わせて清熱潤燥止咳の効果を発揮する。薬理研究によると、枇杷種子には苦杏仁グリコシドおよび脂肪油が含まれており、少量のワックスアルコールやワックス基プロピオン酸塩なども含有している。苦杏仁グリコシドは水解によりヒドロシアニド酸を生成し、鎮咳鎮痛作用を持つ。また、杏仁グリコシドの水解産物である安息香酸は消化管内で酵母の活動を抑制し、発酵を防ぐ働きがある。
|