[名称]石榴。 [性味]酸いもの:酸涩、温平、無毒;甘いもの:甘酸涩、温平、無毒。 [帰経]脾経、腎経、大腸経に入る。 [成分]18種類のアミノ酸、ビタミンなど。 [効能]生津して渇きを止める、消化を助ける、血脂、コレステロールを低下させ、冠動脈疾患、高血圧の予防、がん抑制・抑癌。 [主治]下痢(便が緩い)、小便失禁、慢性下痢、赤白痢疾、腹痛、肺労喘嗽による不眠、婦人崩漏帯下、脱肛、虫積。 [按語]繁栄昌盛、家庭円満を象徴する。子孫繁栄、後継者ありを意味する。石榴は中秋節・国慶節の時期に熟成するため、親友への贈り物として喜びの吉祥品とされる。女性の更年期障害を軽減する効果がある。実熱積滞のある者は使用を避けるべき。石榴は甘味と酸味の2種類に分けられる。甘いものは咽喉の渇きのみに効果がある。薬用としての治療には酸味の石榴が多く用いられ、皮ごと粉砕して湯煎して飲む。石榴の皮、花、根はすべて薬用となる。寄生虫駆除には根や果皮を多く用いる。収斂・固脱には酸味の石榴皮を多く用いる。石榴を多量に摂取すると肺を傷つけ、歯を損なうことがある。
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