[原料]亀甲300g、胎盤200g、紅糖1斤(約500g)。 [製法]胎盤を清水でよく洗い、小片に切る。亀甲を砕き、共に砂鍋に入れて適量の水を加え、弱火で煎煮し、濾過して汁を取る。3回の濾液を弱火で濃縮し、約200mlになるまで煮詰め、その後砕いた阿膠を加えて溶かし、最後に紅糖を加えて膏状に仕上げ、陰涼な場所に保存。 [用法]1回2匙、1日3回、空腹時に温水で溶かして服用。上記量が1療程。 [効能]気補、陰滋、血養、精充、脳補。脳動脈硬化症に用いる。 [按語]本方の亀甲は陰を滋し陽を潜め、腎を強化し骨を健にする。胎盤は気補、血養、髄補の効能がある。『本草従新』では「元気補益、血分整頓、諸虚百損治療」と評されている。現代薬理研究により、胎盤は体抵抗力を強化する作用があることが確認された。阿膠は血補、陰滋、肺潤の効能を持ち、血虚治療の要薬である。
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