中薬を服用する際には、煎じ方や用量の適切さに加え、いくつかの注意点がある。 1. 病状や薬の性質に応じて、湯薬の温度を調整し、薬効を最大限に発揮させる。 2. 一部の薬は服用不当で嘔吐を引き起こすことがあるため注意が必要。例えば、香薷は熱湯で服用すると嘔吐しやすいので、冷薬として服用するのが望ましい。 3. 精密なケア:発汗薬を服用後は安静に過ごすこと。辛温発表薬は被服して微汗を出すことで効果を高めるが、辛涼発表薬は被服をしない。 4. 効果の観察:発汗薬を服用する場合、全身に微汗を出せばよい。大汗をかくことは避けるべき。特に高齢者の場合、発汗過多による虚脱を防ぐためである。もし服薬後に汗が出ない場合は、熱湯や熱粥を少し摂取し、薬効を助ける。 5. 発汗薬を服用後は、すぐに酸味の食品や冷飲を摂らないこと。 服用期間中は、生冷、脂質、消化しにくい、辛辣・刺激性の食品を避ける。薬の吸収と効果に悪影響を与えるためである。例:茯苓は醋を忌み、蜂蜜は生葱を忌み、天門冬は鲤魚を忌み、白術は大蒜、桃、李などを忌む。
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