本品は龍胆科植物条葉龍胆Gentiana manshurica Kitag.、龍胆Gentiana scabra Bge.、三花龍胆Gentiana triflora Pall.、または堅龍胆Gentiana Rigescens Franch.の乾燥した根および根茎である。前3種は「龍胆」と称され、後者は「堅龍胆」と称される。春・秋の両季に採掘し、洗浄後乾燥させる。 【外観】龍胆の根茎は不規則な塊状で、長さ1~3cm、直径0.3~1cm。表面は暗灰褐色または深褐色で、上部には茎痕や残存する茎基があり、周囲および下端には多数の細長い根が着生している。根は円柱形でややねじれている。長さは10~20cm、直径は0.2~0.5cm。表面は淡黄色または黄褐色で、上部には顕著な横皺が多く、下部は細く縦皺および支根痕がある。脆く折れやすく、断面はやや平坦で、皮部は黄白色または淡黄褐色、木部は色が薄く点状に環状排列している。香りはわずかで、味は非常に苦い。 堅龍胆は横皺がなく、外皮は膜質で剥がれやすく、木部は黄白色で皮部と容易に分離する。 【性味帰経】苦、寒。肝・胆経に入る。 【機能主治】熱を清め湿を乾燥させ、肝胆の火を泻す。湿熱黄疸、陰部腫れ痒み、帯下、強中、湿疹瘙痒、目赤、耳鳴り、肋痛、口苦、驚風抽搐に用いる。 【用法用量】3~6グラム。 【保管】乾燥した場所に保管する。 <龍胆>
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