苇茎湯 【来源】『外台秘要』巻十『古今録験』より引用。 【異名】千金苇茎湯(『金匱要略・肺痿肺癰咳嗽上気篇・附方』)。 【组成】苇茎(砕く)30克、薏苡仁15克、桃仁50枚(尖・皮・二仁者を除く)、瓜瓣15克 【用法】上四味を砕き、水1升を用い、まず苇茎を煮て500ミリリットルに減らし、滓を除き、すべての薬材を加えて300ミリリットルまで煮詰める。2回に分けて服用し、膿を吐き出すようにする。 【功用】肺を清め、痰を化し、瘀血を逐い、膿を排泄する。 【主治】肺癰。咳え、腥臭のある黄痰や膿血を吐く。胸中肌膚が甲錯し、微かに痛み、咳をするとき特に強い。口渇・咽乾、舌紅・苔黄、脈滑数。現在では肺膿瘍、肺炎、急性・慢性気管支炎、気管支拡張合併感染、百日咳など、肺熱を呈する症例に用いる。 【方論】本方は肺癰治療の代表的な処方である。葦茎は甘寒で軽浮であり、肺熱を清め泻すため君薬とする。瓜瓣は痰を化し膿を排泄するため臣薬とする。桃仁は血行を促し瘀血を祛し、薏苡仁は肺を清め毒腫を破る。これらが佐使として共に作用し、清肺化痰、逐瘀排膿の効能を発揮する。肺癰の未発または既発の場合にも使用可能である。 |