四神丸 【来源】『内科摘要』巻下。 【组成】肉豆蔻(生用)60g 补骨脂(炒)120g 五味子60g 吳茱萸120g 【用法】上薬を末にし、大棗50枚、生姜120gを切碎し、水で煮て大棗が熟すまで煮る。生姜を取り除き、大棗の肉と薬を合わせて梧桐子大の丸にする。毎回50~70丸、空腹時に服用する。 【功用】温腎暖脾、固涩止瀉。 【主治】脾腎虚寒、大便不実、食慾不振、あるいは食しても消化されず、腹痛、精神疲労、舌淡苔薄白、脈沈遲無力。現在は慢性下痢、腸結核など脾腎虚寒による長期下痢や五更泄泻に用いる。 【方論】本方は『普済本事方』の二神丸と五味子散の二方を組み合わせたものである。方中、補骨脂は腎を温め脾を暖める君薬。吳萊萸は中を温めて寒を散らし、肉豆蔻は脾を温め胃を暖め、腸を固めて下痢を止める臣薬。両者を併用することで脾腎を同時に治療し、命門の火が充実すれば脾の陽気が健運し、温陽固腸の効果が相乗的に働く。五味子は酸斂して固涩し、生姜と共に胃を温め寒を散らす。大棗は脾を補い胃を養う。これらが共に佐使となる。 【実験研究】離体小腸運動への影響『中成薬研究』1981(9):31、四神丸およびその分解方である二神丸、五味子散、単味薬の五味子、吳茱萸は、ウサギの離体腸管の自発活動に対して明確な抑制作用を示し、アセチルコリンおよび塩化バリウムによる腸痙攣に対抗する。四神丸とアドレナリンの腸管抑制作用との比較から、本方の抑制作用はα受容体を通じるものではないことが判明した。 |