参麦湯 【来源】『医学衷中参西録』上冊。 【组成】人参9g 干麦冬(心を含む)12g 生山薬18g 清半夏6g 牛蒡子(炒り、捣える)9g 蘇子(炒り、捣える)6g 生杭芍9g 甘草4.5g 【主治】陰分の損傷が長期間にわたり、次第に肺虚となり痰を生じ、咳嗽労喘、または肺に結核がある者。 【方論】本方において人参は肺を補うが、肺熱により肺を傷つける虞がある。これに麦冬を佐えることで、逆に熱を退かせる。麦冬は肺を潤すが、咳嗽には禁忌とされることがある。これに半夏を佐えることで、逆に咳を止める。山薬は収斂作用があり、人参の気を補うのに助ける。その粘潤性は麦冬の液を補うのに役立つ。多量・長期服用により滞りを起こす可能性はあるが、牛蒡子の滑利作用により相補する。また牛蒡子は肺気の逆乱を降下させ、半夏は胃気・衝気の逆乱を降下させる。蘇子と人参を併用することで、虚による逆乱を降下させ、逆乱を平らげれば喘鳴と咳嗽は治療しなくても自然に治る。肺金の虚損により肝木を鎮められず、肝火が恒常的に上逆するため、芍薬を用いて火を収斂させる。さらに芍薬と甘草を併用すれば、甘苦が化合し、味は人参に近く、功績も人参に近い。しかも補肺の品となる。 |