龍脳丸 【来歴】『宜明論方』巻四。 【異名】当帰龍薈丸(『丹溪心法』巻四)、龍薈丸(『金匱翼』巻三)。 【组成】当帰(焙) 龍胆草 大栀子 黄連 黄柏 黄芩各30グラム 大黄 芦荟 青黛各15グラム 木香7.5グラム 麝香1.5グラム 【用法】上記を粉末にして、煉蜜で丸め、小豆大とする。小児は麻子大にする。1回20丸を生姜湯で服用。 【功効】肝胆の実火を泻する。 【主治】肝胆の実火、頭痛面赤、目赤目腫、耳鳴り耳聾、胸胁疼痛、便秘尿赤、躁擾不安、甚だしき場合は抽搐、奇語発狂、舌紅苔黄、脈弦数。 【方論】本方において龍胆草・芦荟・青黛は肝胆の実火を泻するため君薬とする。栀子・黄芩・黄連・黄柏は三焦の実熱を泻し、大黄は火を泻て便通を促すため臣薬とする。火旺すると血虚を招きやすいので、当帰で養血を佐助とする。熱盛すると気滞・孔閉を起こしやすいため、木香・麝香を適宜加えて気を行い、孔を開くため使薬とする。諸薬が相乗して、肝胆の実火を泻く効果を発揮する。 |