百合固金湯 【来源】『慎斎遺書』巻七。 【组成】熟地 生地 当帰身各9g 白芍 甘草各3g 桔梗 玄参各2.4g 貝母 麦門冬 百合各1.5g 【用法】水煎して服用する。 【功用】陰を養い、熱を清め、肺を潤し、痰を化す。 【主治】腎水不足、虚火が肺を傷め、咳嗽気喘、咽喉の乾燥痛、痰中に血や喀血、手足の煩熱、舌紅少苔、脈細数。現在では肺結核、気管炎、支気管拡張症、肺炎後期、肺癌、咽頭炎など、肺腎陰虚型に用いる。 【加減】咳嗽がある場合、初め一二回に五味子20粒を加える。 【方論】本方において百合、生熟地は肺腎の陰液を滋養し、主薬となる。麦門冬は百合を助けて肺陰を養い、肺熱を清め、玄参は生熟地を助けて腎陰を補い、虚火を降下させ、臣薬となる。当帰、芍薬は血を養い、栄養を調和し、貝母、桔梗は痰を化し、咳嗽を止める佐薬。甘草は諸薬を調和させる使薬。諸薬を合用することで陰液が回復し、肺金が固まるため、咳嗽、吐血などの諸症自ずから治まる。 |