復元活血湯1 【出典】『医学発明』巻三。 【組成】柴胡15g 瓜蒌根 当帰 各9g 紅花 甘草 穿山甲(炮) 各6g 大黄(酒浸)30g 桃仁(酒浸、皮・尖除去、泥状に研す)50個 【用法】上薬の桃仁以外を麻豆大に切り刻む。毎服30gを水225ml、酒75mlで煮、210mlまで煮詰め、滓を除き、空腹時に温く服用する。利下を以って度とする。利下すれば痛み減る。尽きずとも服用する。 【功効】肝を疏し絡を通じさせ、血を活し瘀を祛する。 【主治】転倒打撲損傷、悪血が胁下に留まり、痛み忍べず、または小腹痛、または痞闷、および便毒初起の腫痛。 【方論】柴胡は肝胆の気を疏し、当帰は血を養い活し、山甲は瘀を破り絡を通じさせる。桃仁・紅花は瘀を祛し新血を生じる。蒌根は燥を潤し血を散らす。甘草は急を緩め痛みを止める。大黄を重用して凝結した瘀血や敗血を蕩滌する。諸薬合用により、気血暢通、肝絡疏通されれば、脇痛自ずから平らになる。張秉成曰く、「去るもの去り、生ずるものは生ずる。痛は舒し、元気は自ずから復する。」故に「復元」と名づけた。 |