二陳湯 【来源】『太平惠民和剤局方』巻四。 【组成】半夏(湯洗七度) 橘紅 各150g 白茯苓 90g 甘草(炙) 45g 【用法】上記薬材を粗散とする。毎服12gを水150ml、生姜7片、烏梅1個と共に煎じ、90mlまで煮詰め、滓を除いて熱く服用する。時刻は問わない。 【功用】湿を燥し、痰を化し、気を理し、中を調和する。 【主治】痰湿内阻、脾胃不和、胸腕痞悶、嘔吐悪心、または頭眩心悸、あるいは咳嗽痰多。 【方論】本方は湿痰を治療する要方である。湿痰の成因は、多く飲食物の生冷により脾胃不和となり、運化機能が衰え、湿が集まって痰となることにある。方中の半夏は湿を燥し、痰を化し、胃を和らげて嘔吐を止める。橘紅は気を理し、痰を化し、気順則痰降、気行則痰化する。痰は湿から生ずるため、茯苓は脾を健させ、湿を滲ませる。甘草は中を和し、脾を補う。生姜を加えるのは、半夏の毒を制し、半夏・橘紅と協力して胃を和らげ、痰を祛ぎ、嘔吐を止めるためである。烏梅を少量加えるのは、酸味で収斂作用を持たせ、半夏の散発性を補い、過度な辛散を防ぐためである。痰湿が原因となる諸病には、本方を加減して使用できる。 |