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白降丹

白降丹
【来歴】『医宗金鑒』巻六十二。
【組成】朱砂 雄黄各6g 水銀30g 硼砂15g 火硝 食塩 白礬 皂矾各45g
【用法】まず朱砂・雄黄・硼砂の三味を細かく粉砕し、塩・礬・硝・皂・水銀を加えてよく混ぜ、水銀が星として見えなくなるまで研磨する。陽城罐一つを微炭火の上に置き、徐々に薬を灌ぎ入れ、完全に溶け尽くすまで微火で蒸発させる。火が強すぎると水銀が逃げ、蒸発が不十分だと薬が下に落ちて無効となる。この点が難所である。次に別の陽城罐を重ね、幅半寸の綿紙を用意し、罐の口を泥・草鞋灰・光粉の三種を細かく粉砕し、塩滴卤汁で極めて湿らせて、層ごとに糊を貼り、口部四五層、薬入り罐上に二〜三层。地下に小さな溝を掘り、飯碗を溝底に置く。薬入り罐を碗内に置き、瓦で溝口を覆い、四隅を地面と揃える。炭灰が碗内に落ちないようにする。薬入り罐上に生炭火を被せ、空隙がないようにする。約三炷香の時間、火を消し、冷めるまで待って開封する。約30g得られる。煉製中に罐上に緑煙が出たら、筆で塩泥で即座に固める。毎回少量を使用(疮が大きい場合は0.15g、小さい場合は0.03~0.06g)、清水で調合し、瘡に塗布するか、薬線にして瘡内に挿入する。初期の場合はすぐに瘡が立ち、消散する。膿ができた場合は即潰瘍し、腐敗した場合は脱落して腫れを消す。
【功効】化腐拔毒。
【主治】痈疽発背、一切療毒、無名腫毒、および贅瘤、息肉、瘻管、悪瘡等。
【禁忌】本方の腐食性は強いので、新生児、顔面および関節部位には多用を避けること。口腔、耳の中、眼の周り、心窩、腰眼などには使用しないこと。内服禁止。

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