疾患説明 骨および関節結核は二次的病変であり、全身の構造の一部である。95%は肺および胸膜に原発病巣があり、残り約5%は消化管およびリンパ系に由来する。発症特徴として脊椎が最も多く、負担が大きく活動量の多い腰椎結核が最も頻度が高い。年齢が小さいほど発症率が高く、10歳未満の小児では発症率が高くなる。発症は緩やかで初期症状は少ないが、時折潮熱盗汗、午後低熱、精神萎靡を呈する。しかし単純性結核が急に滑膜または骨質を破って関節腔内に穿破し、全関節結核を起こすと、急性関節炎に類似した臨床症状が現れる。伝統中国医学では本病を「骨痨」と呼ぶ。これにより形成される寒性膿瘍は広範囲に流動し、潰瘍後も傷口が長く癒えない。常に痰のような薄い膿液が排出される。腰椎両側にできるものは「腎俞虚痰」と呼ばれ、環跳部にできるものは「附骨痰」、膝部にできるものは「鶴膝痰」、足踝部にできるものは「穿踝痰」と呼ばれる。 1. 骨結核丸組方:上記薬材を通常量にて蜜製して錠剤とする。1錠12g。朝6時より毎6時間1錠服用。服薬期間中抗結核西薬を中止し、膿瘍がある場合は穿刺排膿を併用する。生葱、生蒜、驴肉、ネギの摂取を避ける。房事は制限する。製法:熟地、当帰、鹿角膠、人参、白朮、山薬、甘草、百部、肉桂、生龍骨、丹参、麦芽 2. 狼毒枣組方:まず狼毒を清水で1~2時間浸す。鍋に投入し、蒸籠を上に置き、大棗を加え、水を沸騰させた後さらに3時間蒸す。取り出して乾燥させる。成人は1日3回、1回10個ずつ服用。2日後に1回あたり1個ずつ増やす。一般には1回10~16個を使用。極量は1回20個、1日60個。悪心嘔吐、頭昏などの反応がある場合は1~2個減らし、反応消失後は再び前法に従って増量する。胃腸に快適感があれば製法を変更可。狼毒、大棗各等分<骨結核>
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