病態説明 不眠とは、よく眠りにくい、または眠ってもすぐ覚めたり、まったく眠れない状態を指す。外感や内傷などの原因により、心、肝、胆、脾、胃、腎などの臓腑の機能が不調となり、心神が不安定になることが原因である。心煩、不眠、頭暈耳鳴を呈し、甚しくは五心煩熱、多汗などの症状を伴う。現代医学における神経官能症、高血圧、脳動脈硬化、貧血、肝炎、更年期症候群、および一部の精神病に伴う不眠症は、本症の治療を参考にできる。 1、潤燥交心湯 処方:上記薬材を1日1回1剂として、水で2回煎じ、午後3時、夜遅くにそれぞれ1杯分ずつ服用。 製法:白芍、当帰、熟地、玄参各30g、柴胡、石膏蒲各3g 2、補心安神膏 処方:上記薬材(阿膠を除く)を鍋に入れ、4時間煎じ、薬滓を完全に取り除き、弱火で濃縮する。新鮮なブドウと新鮮なリンゴを加え、再煎じ、再び薬滓を取り除き、蜂蜜150g、氷糖60gを加え、ゆっくりと膏を溶かし、滴水が珠のようになるまで濃縮する。瓶に保存し、毎日朝晩各1匙を水で溶かして服用。 製法:黄芪60g、党参30g、沙参60g、生地60g、当帰60g、赤芍60g、川芎60g、阿膠30g、黄芩20g、川黄連10g、女貞子30g、旱連草60g、金桜子60g、五味子60g、遠志肉30g、生牡蛎80g、珍珠母80g、焦麦芽60g、桑椹子6g、新鮮なブドウ2500g、新鮮なリンゴ4000g(輪切り)、蜂蜜150g、氷 <不眠症の病態>
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