魚を飼うことの喜び 魚を飼うこととは、魚を鑑賞することを含む。魚を飼う楽しさは最高である。魚が水中を悠然と泳ぐ様子は、憂いを忘れさせるほど楽しく、生活や学習、仕事による疲労を和らげてくれる。奇岩異石、新緑の水草の中をゆったりと泳ぐ魚は、一首の詩に匹敵し、一幅の絵に劣らない。さらに妙味があるのは、魚は天地が造り出した灵气であり、自然と連想を呼び起こし、奇趣が満ち、妙想が湧いてくることである。 魚を飼うことで、逸楽の中で養生が可能になる。まず、情操を陶冶し、美的な喜びを得る。次に、理趣を得て思想を昇華させ、余暇を豊かにする。さらに、魚を飼い、鑑賞することは軽い体力活動であり、極めて楽しい労働の中で、自然と身体を鍛えることができる。 長年にわたり、魚を飼い、鑑賞する楽しみは主に三つの側面にある:魚を鑑賞する、器を鑑賞する、景を鑑賞する。 魚を鑑賞するとは、魚の形態、色、姿勢などを通じて美しさを楽しむこと。器を鑑賞するとは、飼育容器を鑑賞すること。直接鑑賞とは容器の工芸技術を評価すること。間接鑑賞とは、容器の色が魚の姿を引き立て、色がより鮮やかになり、姿がより魅力的になること。景を鑑賞するとは、景物が魚を引き立てる美しさを鑑賞すること。景の鑑賞も二通りある。一つは魚が景を引き立てるもので、景物を水面に置き、魚を水中に配置し、景と魚の両方を楽しめるようにする。もう一つは景が魚を引き立てるもので、主に水族箱内に景を設える場合に使う。水族箱で魚を鑑賞する際は、通常側面から見るため、四面が透明なガラス容器の中では、山石や水草の景が魚を一層引き立て、格別に美しく見える。景と魚は静と動が自在に調和し、天然の奇趣を湛えている。同時に、魚を飼い、鑑賞する過程で、審美意識が徐々に開花していく。
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