本品はショウガ科のカッコウジュ(Curcumaphaeocaulis Valeton)、カクサンオジュ(Curcumakwangsiensis S.G. Lee et C.F. Liang)、またはウェンイユージュ(Curcuma Wenyujin Y.H. Chen et C.L. Ling)の乾燥根茎である。後者は「ウェンオジュ」として知られている。冬期に茎葉が枯れ落ちた後に採掘し、洗浄した後、蒸したり煮たりして心まで透けるまで加熱し、日干しまたは低温乾燥後、細根および雑物を取り除く。 【外観】カッコウジュは卵形、長卵形、円錐形、または長繊維形で、先端は多いたくましく、基部は鈍円。長さ2~8cm、直径1.5~4cm。表面は灰黄色から灰褐色で、上部の節が隆起し、丸い微凹の細根痕や残留細根がある。両側には一列の陥没した芽痕と類円形の側生根茎痕があり、刀削痕も見えることがある。重く、堅実で、断面は灰褐色から青褐色で、蝋様であり、しばしば灰褐色の粉末が付着している。皮層と中柱は容易に分離する。内皮層環紋は棕褐色。香りはわずかに香り、味はわずかに苦く辛い。 カクサンオジュは節がやや隆起し、断面は黄褐色から褐色で、淡黄色の粉末が付着することが多い。内皮層環紋は黄白色。 ウェンオジュは断面が黄褐色から棕褐色で、淡黄色から黄褐色の粉末が付着することが多い。香りは強いまたはわずかに香る。 【性味・帰経】辛、苦、温。肝経、脾経に帰する。 【機能・主治】気を巡らせて血を破り、積滞を消し、痛みを止める。発症したがん腫や痞塊、瘀血による月経停止、食積による膨満痛に用いる。初期子宮頸癌にも使用。 【用法・用量】6~9g。 【注意】妊娠中は禁忌。 【保管】乾燥した場所に置き、虫害防止。 <凌霄花>
|