沖和仙膏 【来歴】『仙伝外科集驗方』。 【別名】黄雲膏(『仙伝外科集驗方』)、仙膏(『仙伝外科集驗方』)、陰陽散(『外科枢要』巻四)。 【組成】川紫荆皮150g(炒。別名紅肉、又曰内消) 独活90g(炒、節を用いない) 赤芍薬60g(炒) 白芷30g(火を避ける) 木蝋(即ち石菖蒲。症状に応じて加減) 【用法】上記を細末にし、葱湯または熱酒で調合して患部に塗布する。 【効能】風を疏し寒を散らし、血を活し腫れを消す。 【主治】痈疽発背、陰陽不和、冷熱不明者。 【禁忌】熱勢が過度に強い場合は、葱湯のみで調合し、酒で調合してはならない。 【加減】病勢が極めて熱い場合、紫荆皮・木蝋の量を倍増し、他の三味の量を減らす;病勢が極めて冷たい場合、赤芍薬・独活をやや加える;瘡面に血泡が生じ小瘡となる場合、前四味の粉末を先に敷き、その後に木蝋の粉末を被せる;薬後、瘡面周囲の黒暈が退かない、瘡がすべて血色を失った場合、肉桂・当帰を加え、黒暈が退けば直ちに撤去し、元の処方に戻す;薬後痛みが止まらない場合、酒で乳香・没薬を溶かし、この薬酒で元の処方の粉末を調合して痛みを鎮める;流注により筋が伸びない場合、乳香を加えて筋を伸ばす;瘡口に赤肉が突出する場合、南星を加えて風を除く。 |