朱砂膏1 【出典】『普済方』巻三○九。 【構成】臘月猪脂150g 黄蠟250g(以上は洗い、煎る) 鉛丹120g 自然銅120g(研磨) 密佗僧120g(研磨) 朱砂(研磨)(方中の朱砂量は原文に欠落) 【用法】まず猪脂を溶かし、次に黄蠟を加える。冷ましてから、密佗僧、鉛丹、朱砂、自然銅を加え、緩火で煎じ、水に投入しても溶けない程度まで煎る。冷所で柳篦でよく混ぜ、瓷器に注ぎ、手を止めず攪拌して凝固させる。弾丸大の丸にし、笹皮などで敷いて極めて冷たくなるまで保存する。骨折や大石で骨が砕れた場合、まずこの薬を溶かして患部に塗布し、その後固定する。さらにこの薬を小丸にし、梧桐子大にして毎回10丸を葱酒で送る。深く損傷した場合は条状にし孔に挿入し、浅い場合は油紙で貼る。重症の場合は灯心草で挟む。薬力が弱くなった場合、再び痛みを感じたらもう一度服用すると痛みは止まる。なお、痛みが強い場合は貼ると即座に止まる。 【主治】骨折。 |