銀翹辛夷湯 【出典】『中医内科臨床治療学』。 【構成】銀花9g 連翹12g 辛夷3g 山栀3g 黄芩3g 桑葉9g 荊芥6g 薄荷3g 桔梗6g 生甘草3g 絲瓜藤10g 【用法】水煎して服用する。 【功効】散風清熱解毒。 【主治】鼻淵。風熱が上乗し、肺の宣利を失い、熱毒が盛んに鼻孔を蒸す。鼻から濁涕または黄脓涕が流出し、腥臭く、粘稠で擤みにくい。鼻塞、嗅覚障害、頭痛昏張、眉間骨痛、または発熱微悪寒、舌質紅、苔黄、脈浮数。 【方論】本方において銀花・連翹は熱毒を清め、解毒する。荆芥・桑葉・薄荷と併用して肺熱を散らし、表邪を透達する。黄芩・山栀は肺火を清め、毒を解し、血を涼める。辛夷は肺経に入り、鼻孔を通す効能がある。絲瓜藤は性質涼しく、痰湿を化し、鼻絡を通す。桔梗は諸薬を肺経に導き、病所まで到達させる。甘草は諸薬を調和する。共に軽清で上行し、解毒通竅の効果を持つ。 |