陰毒内消散 【出典】許訂『外科正宗』巻二。 【構成】麝香6g 軽粉9g 丁香3g 牙皂6g 樟氷12g 腰黄9g 良姜6g 肉桂3g 川烏9g 甲片9g 白胡椒3g 乳香6g(油を除く) 没薬6g(油を除く) 阿魏9g(瓦炒し油を除く) 【用法】上薬各々極細末にし、それぞれ正確に量り、共に極めて均一に研磨し、磁瓶に収め、気漏れしないようにする。使用時は膏薬に撒き、患部に貼付する。 【効能】温経散寒、散結消腫。 【主治】陰証腫瘍、背疽、腦疽、乳疽、瘰疬、寒湿流注、鶴膝風など。漫腫平塌、根盤散漫不收、焮痛せず、発熱せず、膿を形成せず、皮色変化なし。 【方論】本方における肉桂、川烏、丁香、良姜、胡椒は温経散寒を主としている。乳香、没薬は腫脹を消し痛みを止める。軽粉、阿魏、穿山甲、皂角、麝香、雄黄、樟脳は散結消腫を主とする。諸薬合用により、温経散寒、消腫散結の効果を発揮する。 |