養陰清肺湯 【来歴】『重楼玉钥』巻上。 【组成】生地6g、麦冬3.6g、甘草15g、元参4.5g、貝母2.5g(心を除く)、丹皮2.5g、薄荷1.5g、炒白芍2.4g 【用法】水煎して服用する。 【功用】養陰清肺。 【主治】白喉。喉間白如腐、剥離困難、咽喉腫痛、初発時には発熱あり、または無熱、鼻乾唇燥、咳あり或いはなし、呼吸に声あり、喘促気逆、甚しきには鼻翼攪動、脈数。 【加減】体虚の場合は、大熟地を加える;熱が強い場合は、連翹を加え、白芍を除く;燥が強い場合は、天冬、茯苓を加える。 【方論】本方は白喉を治療するもので、多くは肺腎陰虚に起因し、時邪疫毒に感ずることによる。治療は陰液を滋養し、肺を清め、毒を解くことである。方中、生地は腎陰を養い、麦冬は肺陰を養い、玄参は陰液を増し、熱を清め、毒を解く。三者を併用すると、養陰清熱の効果が顕著になる。丹皮は血を涼め、腫れを消す。貝母は肺を潤し、咳を止める、熱を清め、痰を化する。薄荷は辛涼にして邪を散らし、咽頭を利する。甘草は毒を解き、諸薬を調和する。諸薬を合用して、共に養陰清肺の効果を奏する。 【実験研究】白喉菌に対する抗菌作用『福建中医药』1964(5):1~12。実験結果によると、本方は白喉菌に対して高い殺菌・抑菌能力を持ち、体外でも高い「中和」作用がある。毒素の毒性を破壊し、抗原性も破壊する。抗菌力が強い薬物は生地、丹皮、甘草である。毒素の中和能が強いのは玄参、麦冬、貝母である。白芍は両面での作用が顕著である。一方、薄荷は両面での作用が劣る。抗菌力と毒素中和力は独立した機能であると考えられる。元方から任意の一味を除くと、抗菌作用は元方より低下するが、毒素中和能には顕著な影響はない。 |