宣志湯 【出典】『辨証録』巻九。 【構成】茯苓15g、菖蒲3g、甘草3g、白朮9g、生酸棗仁15g、遠志3g、柴胡3g、当帰9g、人参3g、山薬15g、巴戟天9g 【用法】水煎して服用。二剤で心志が舒緩し、さらに二剤を服用すると効果が現れる。 【功効】鬱を解き、陽を通じさせる。 【主治】陽痿。志意が鬱結し、陽事不舉、または挙而不堅。 【方論】陽痿の原因は多様であり、治療法も異なる。本方の対象は情志不遂、抑鬱憂闷によるものである。治療は鬱を解き、陽を通じさせるべきである。柴胡、菖蒲、遠志は憂鬱を解き、心陽を通じさせ、意志を舒展する。人参、当帰、茯苓、酸棗仁は気血を補い、心神を養う。白朮、山薬、巴戟天は脾胃を益し、腎精を補う。甘草は諸薬を調和する。これらを組み合わせて方剤とする。鬱が解け、心陽が通じれば、陽痿は自然に治癒する。 |