薪加香薷飲 【出典】『温病条辨』巻一。 【構成】香薷6g 銀花9g 鮮扁豆花9g 厚朴6g 連翹6g 【用法】水1升を煮て400mlにし、まず200mlを服用。汗が出たら服用を中止し、汗が出なければ再服用。全量を服用しても汗が出なければ、再び服用する。 【功効】暑を祛し、熱を清め、湿を化し、毒を解する。 【主治】暑温の初起、夏に寒邪を感受し、悪寒発熱、身重酸痛、顔面赤く口渇、胸闷不快、汗不出、舌苔白腻、脈浮而数なる者。 【方論】本方は『局方』香薷散に銀花・連翹を加え、扁豆を扁豆花に改めたものである。香薷は発汗解表し、暑を祛し、湿を化す。鮮扁豆花・銀花・連翹は辛涼透達し、暑を涤し、熱を清める。厚朴と香薷が相合して湿を化し、満腹感を除き、胸闷を解する。全体として辛温と辛涼を併用し、暑に寒邪を挟む症に適している。 |