新加黄龍湯 【出典】『温病条辨』巻二。 【組成】細生地15g 生甘草6g 人参4.5g(別煎汁90ml) 生大黄9g 芒消3g 元参15g 麦冬(心を含む)15g 当帰4.5g 海参(洗)2条 姜汁30ml。 【用法】水1.6Lを煮て600mlにし、まず200mlを取って人参汁30ml、姜汁10mlを加え、即座に服用する。腹中に音が聞こえたり、矢気が出る場合は、排泄の兆候である。3~4時間排泄がない場合、同様の方法で200mlを再服用。6時間経過しても排泄がない場合、再び200mlを服用。200mlを服用後、排泄が得られた場合は、以降の服用を停止し、適宜益胃湯1剂を服用。残りの人参は必要に応じて加えることができる。 【功効】気を補い陰を養い、熱を泻し便通を促す。 【主治】陽明温病、下瀉すべきところを下瀉せず、気液両損、大便秘結、腹部膨満硬直、神疲少気、口乾咽燥、唇裂舌焦、苔は焦黄または焦黒乾裂。 【方論】本方において大黄・芒消は燥熱を急いで下し、陰気を保存する。人参・当帰は气血を補益する。麦冬・生地・玄参・海参は陰を激しく養い液を補う。姜汁・大棗・甘草は胃気を固護し、諸薬を調和する。桔梗は肺気を宣通させ、腸胃を通調する。全方では、熱を泻し便通を促すと同時に陰を養い気を補うことを併行し、正気の運行を促し、陰血の回復を図ることで、薬力が効果的に発揮され、大便が通じ、邪熱も自然に平らげる。 |