泻白散 【出典】『小儿薬証直決』巻下。 【別名】泻肺散(『小儿薬証直決』巻下) 【組成】地骨皮・桑白皮(炒)各30g、甘草(炙)3g 【用法】上薬を粗く砕き、米一掬を加え、水300mlを煎じて200mlにする。食前に服用する。 【効能】肺熱を清め、喘息と咳嗽を平らげる。 【主冶】肺熱が盛んに発作し、喘鳴や呼吸困難を伴い、皮膚の蒸熱感、特に午後熱が顕著で、舌紅・苔黄、脈細数となる症候。 【禁忌】外感風寒による咳嗽、または虚寒性咳嗽には使用しないこと。 【方論】本方において桑白皮は肺熱を清め、肺気を泻し、喘息と咳嗽を鎮める。地骨皮は肺中に深く伏在する火を泻き、陰虚に熱がある者に特に適している。甘草・粳米は胃を養い、中を調和する。四薬を合用することで、熱を清めつつ陰を傷めず、肺を泻しても正気を損なわず、肺気が清浄になれば、咳喘は自然に治まる。 |