小建中湯 【来源】『傷寒論』。 【组成】桂枝9g(皮除く)、甘草6g(炙)、大棗12枚(擘く)、芍薬18g、生姜9g(切る)、膠飴30g 【用法】上記六味を水700mlで煮、300mlに減らし、滓を除き、飴糖を加え、さらに微火で溶かす。分けて二回にわたり温く服用する。 【功用】中を温め、虚を補い、裏を和らげ、緊急を緩める。 【主治】虚労里急、腹中時痛、温めることを好み、押さえれば痛みが軽減される。舌は淡く苔は白く、または心悸動し、虚煩不寧、顔色無華、四肢酸疼、手足烦熱、咽乾口燥。現在では胃及十二指腸球部潰瘍、神経衰弱、慢性肝炎などにおいて上述の症状を呈する場合に用いる。 【禁忌】嘔家、吐蛔虫者、中満者は忌む。 【方論】本方は桂枝湯に芍薬を倍加し、膠飴を加えて構成されている。薬中では膠飴を多用して中を温め、虚を補い、裏を和らげ、緊急を緩める。桂枝は陽を温め、寒を散らす。芍薬は栄を和らげ、陰を益する。炙甘草は中を調え、気を益する。諸薬を併用し、共に中気を温養し、陰陽を平補し、営衛を調和する効能を発揮する。 |