先天帰一湯 【出典】『古今医鉴』巻十一、王兵憲方を引く。 【組成】人参24g 白朮30g(麸炒)白茯苓(皮除く)30g 甘草12g 川芎30g 当帰36g 生地(酒洗)30g 白芍24g 砂仁21g(炒)香附21g 陳皮18g 牛膝24g(酒炒)半夏21g(湯泡)丹皮21g(骨除く) 【用法】上記十四味を均等に十剤に分ける。毎回一剤を用い、生姜3片を加え、水400mlで煎じ、空腹時に服用する。滓は再煎し、就寝前に服用する。経血が来ない前5剤を服用し、経血後5剤を服用する。この薬を尽くすと効果が現れる。 【主治】不妊症。 【加減】子宮長期冷え、不妊の場合は、乾姜、肉桂各15gを加える;子宮過熱の場合は、黄柏、知母、柴胡各18gを加える;白淫、白帯、白濁が頻発する場合は、白芷30g、升麻15gを加え、または半夏を倍量にする;肥満者で痰盛り、子宮を塞ぐ場合は、南星、三稜各18gを加える;経水の前行き、小腹部痛む場合は、桃仁、紅花各12gを加え、効果がない場合は人参を除き、五霊脂18g(半炒・半生用)、乳香9gを加える;経行後に痛みがある場合は、熟地黄18g、当帰24g、五味子9gを加える;腹部に痞がある場合は、牛膝を除き、三稜、莪術各18g、桃仁、枳実各15gを加える;経水前期に来ると、黄芩15g、炒蒲黄15gを加える;経水後期に来ると、乾姜、牡丹皮各15gを加える;経水崩漏止まらない場合、蓮蓬殻灰15g、白芷24g、猪骨灰18g、熟艾9g、黄芩15gを加える;室女で経脈滞り、天癸調節不良の場合、前方に劉寄奴18gを加え、効果がない場合は衛茅(鬼箭羽)9gを加える。 |