柴胡羚角湯 【来歴】『重訂通俗傷寒論』。 【組成】鳖血柴胡6g 归尾6g 杜紅花3g 碧玉散9g(包煎) 羚角片9g(先煎) 桃仁9粒 小青皮4.5g 炒川甲3g 吉林人参3g 醋炒生錦紋9g 【用法】水煎し、服用直前に牛黄膏3gを調合する。 【効能】和解偏重破積 【主治】婦人温病発熱、経水適断、熱入血室、昼は明瞭、夜則谵語、甚しければ昏厥、舌乾口臭、便閉尿短者。 【方論】本方は鱉血柴胡により経絡に入り気を達し、絡に入り血を利し、少陽の陥邪を提起する。羚角は熱を解し、肝を清め、陰を起し、神を提げ、君薬となる。帰尾、桃仁は血結を破る。青皮は衝気を下げる。川甲、碧玉散、炒生軍は瘀結の場所に直接到達し、堅固なものを攻撃し、血室の結熱を前陰より、後陰よりそれぞれ排出させる。妙なる点は人参による元気の大補と、牛黄膏による神識の清醒であり、佐使薬となる。諸薬が配合され、陰陽を和解し得るとともに、血結を大破できるため、上記の症状に適応する。 |