柴胡加竜骨牡蛎湯 【来歴】『傷寒論』。 【組成】柴胡12g 竜骨 黄芩 生姜 鉛丹 人参 桂枝(皮を除く) 茯苓各4.5g 半夏6g(洗う) 大黄6g(切る) 牡蛎4.5g(熬る) 大棗(擘く)6枚 【用法】上記12味を大黄を除き、水800mlで400mlまで煮詰め、その後大黄を加え、さらに1~2沸き立て、滓を除き、毎回温めて100mlずつ服用する。 【効能】和解清熱、鎮驚安神。 【主治】傷寒往来寒熱、胸胁苦満、烦躁驚狂不安、時々谵語あり、身重にて転側困難、現在はてんかん、神経官能症、メニエール病および高血圧症など、胸満煩驚を主証とするものに用いる。 【方論】本方において柴胡、桂枝、黄芩は里を和解し、表を解く作用があり、寒熱往来、身重の治療に用いる。竜骨、牡蛎、鉛丹は重鎮して神経を安定させ、烦躁驚狂の治療に用いる。半夏、生姜は胃を和らげ、逆気を降下させる。大黄は里熱を泻し、胃気を調和させる。茯苓は心神を安め、小便を利する。人参、大棗は気を補い、栄養を養い、正気を扶助し、邪気を祛除する。これらが共に働き、和解清熱、鎮驚安神の効果を生む。 |