烏鶏煎丸 【出典】『太平惠民和剤局方』巻九。 【構成】烏雄鶏1羽 乌薬 石床 牡丹皮 人参(芦頭除去) 白朮 黄耆各30g 苍術(米泔浸し、切って焙る)45g 海桐皮 肉桂(粗皮除去) 附子(炮製、皮・臍除去) 白芍薬 蓬莪術 川烏(炮製) 紅花 陳皮各60g 延胡索 木香 琥珀 熟乾地黄(洗い、焙る) 肉豆蔻 草果各15g 【用法】上を細かく刻み、烏雄鶏1羽を用い、湯で毛と内臓を洗い落とし、上記の薬材を鶏の腹内に詰め、新規の磁瓶に酒6.6Lを注ぎ、煮干すまで煮る。鶏の骨を取り除き、油紙で包んで焙り乾かし、細末にし、煉蜜で丸め、梧桐子大とする。毎服30丸、温酒で送る。胎前産後の傷寒は、蜂蜜・酒で送る。胎前の気闷壮熱は、炒生姜酒で送る。赤白帯下は、生姜・地黄で煮た酒で送る。産後の敗血が心に攻撃する場合は、童便・炒生姜酒で飲み込む。産後の血塊が心腹を攻撃し、疼痛がある場合は、玄胡索酒で送る。胎前の吐逆は、姜湯で送る。催生は、炒蜀葵酒で送る。安胎は、塩酒で送る。室女の経脈が通らず、四肢の痛みがある場合、紅花酒を煎じて送る。血気の攻刺により心腹の痛みがある場合は、当帰酒を煎じて送る。血運は、棕櫚を焼いて灰にし、酒で調えて飲み込む。血邪は、朱砂を研磨し、磨香とともに酒で送る。血闷は、烏梅湯を煎じ、朱砂を研磨して飲む。子宮が長く冷えている場合は、温酒または棗湯で送り、空腹時に1日1回服用する。血風労は、人参酒で飲み込む。小腹の痛みは、炒茴香・塩酒で送る。血が四肢に散り、全身の虚浮黄腫がある場合は、赤小豆酒で送る。常服は、温酒または酢湯を任意に選び、空腹時に服用する。 【主治】婦人の胎前産後の諸般の病。 |