天麻鉤藤飲 【来源】『雑病証治新義』。 【组成】天麻9g鉤藤(後下)12g生石決明(先煎)18g山栀9g黄芩9g川牛膝12g杜仲9g益母草9g桑寄生9g夜交藤9g朱茯神9g 【用法】水煎して服用する。 【功用】清熱平肝、潜陽熄風。 【主治】肝経有熱、肝陽偏亢、頭痛頭脹、耳鳴目眩、少寐多夢;または半身不遂、口眼歪斜、舌紅、脈弦数。現在は高血圧症に用いる。 【方論】本方において天麻・鉤藤・石決明は肝を平し風を熄ぐ。山栀・黄芩は肝火を清め泻する。杜仲・桑寄生は肝腎を補益する。夜交藤・朱茯神は心を養い安神する。益母草は血を活し水を利する。牛膝は血を活し通絡し、血を下に導く。諸薬を合用して、共に清熱平肝、潜陽熄風の効果を発揮する。 【実験研究】正常および高血圧犬における条件反射および血圧への影響『中医药研究参考』1975(9):25~26。本方200%水煎剤を1匹の犬に対して毎日80ml、10~22日間投与した場合、高等神経活動が正常な犬には影響を及ぼさなかったが、高等神経活動に障害がある場合には一定の調整作用があった。正常犬には降圧効果は認められなかったが、高血圧犬には一定の降圧作用があった。実験結果から、天麻鉤藤飲は降圧作用だけでなく、高等神経活動の調整作用も持つことが示され、本方を特定タイプの高血圧症に用いる効果について部分的な薬理学的理論基盤を提供している。 |