酸棗湯 【来源】『金匱要略』巻上。 【组成】酸棗仁18g 甘草3g 知母6g 茯苓6g 川芎6g 【用法】上五味を水1.6升で煎じ、酸棗仁を先に煮て1.2升に減らし、その後諸薬を加え、600mlに煮詰める。分けて三回に分けて温く服用する。 【功用】血を養い、神を安んじ、熱を清め、煩悶を除く。 【主治】虚労による虚烦、眠れない、心悸盗汗、頭目眩暈、口燥、脈弦または細数。 【方論】本方の治療対象となる不眠は、肝血不足、陰虚内熱が原因である。本方では酸棗仁が肝を補い血を益し、心を養い神を寧にする主薬として用いられる。肝血不足によりその条達の性が阻害されるため、川芎が肝気を疏達させる臣薬として用いられる。知母は熱を清め陰を養い煩悶を除く。茯苓は心神を寧し脾を健にする佐薬として用いられる。甘草は諸薬を調和させる使薬として用いられる。全五味を以って共に血を養い神を安んじ、熱を清め煩悶を除く効果を発揮する。 按:本方の名称は『医統正脈』本『金匱要略』に基づく。明・趙開美翻刻本では「酸棗仁湯」と記載されている。 |