史国公浸酒方 【来歴】『證治準綱・類方』巻一。 【異名】史国公薬酒(『古今名方』巻十六)。 【組成】当帰虎脛骨(酒浸一日、焙乾、酥炙)羌活鳖甲(炙る)萆薢防風(芦・叉を除く)秦艽川牛膝松節晩蚕沙各60克枸杞子150克乾茄根240克(飯上蒸熟) 【用法】無灰酒2升を用い、絹袋に薬を入れ酒中に封じ、十日間放置する。飲む際は壇口に向かってはならず、薬気があたまや顔面に入ることを避ける。飲酒を途切れなく続けること。飲み尽くした後、薬滓を晒干し末にして、米糊で丸め、梧桐子大とする。空腹時に酒で50丸を服用する。 【功用】祛風除湿、養血舒筋。 【主治】風湿痹痛、四肢頑麻、骨節酸疼、屈伸不利;半身不遂、言語謇涩、手足拘攣。 【禁忌】服薬期間中、風を発し動気する物を避ける。 【方論】本方の羌活・萆薢・防風・秦艽・松節・晩蚕沙・乾茄根は風湿を祛し、関節を利し、痹痛を止める。虎脛骨・川牛膝は筋骨を強化し、風湿を祛する。当帰・枸杞子・鳖甲は陰を滋し、血を養い、筋を舒する。無灰酒は血脈を通し、薬力に助ける。諸薬を合用し、共に祛風除湿、養血舒筋の効果を発揮する。 |