少腹逐瘀湯 【出典】『医林改錯』巻下。 【組成】小茴香(炒)7粒、乾姜(炒)0.6g、延胡索3g、没薬(研)6g、当帰9g、川芎6g、官桂3g、赤芍6g、蒲黄9g、五霊脂(炒)6g 【用法】水で煎じ、服用する。 【効能】血を活かし、瘀を祛ぎ、経を温め、痛みを止める。 【主治】少腹部の塊、痛みあり或いはなし、または痛みがあっても塊がない、または少腹部の張満、または月経期の腰痛・小腹の張満、または月経が一ヶ月に三〜五度あり、連続して現れ、途切れても再び来る。経血の色は紫または黒、または血塊を伴い、崩漏を起こし、兼ねて少腹部の痛み、またはピンク色と白帯を伴うもの。 【方論】本方の治す症は、少腹部の寒滞と瘀血の蓄積、または女性の衝任虚寒、瘀血内阻により血が経路に戻らないことによる。当帰、川芎、赤芍は血を活かし、瘀を散らし、血を養い、経を調える。小茴香、乾姜、官桂は寒を散らし、陽を通じさせ、衝任を温める。蒲黄、五霊脂、延胡索、没薬は血を活かし、瘀を祛ぎ、結節を解き、痛みを鎮める。これらの薬が配合され、共に瘀血を化し、結節を散らし、陽を温め、寒を祛ぎ、経を調え、痛みを止める作用を発揮する。 |