補陰丸1 【出典】『丹溪心法』巻三。 【別名】虎潜丸(『景岳全書』巻五十七)、補陰種子丸(『医学正印』巻上)。 【組成】黄柏250g(塩・酒炒)知母(酒浸・炒)熟地黄各90g 龜版120g(酒浸・炙)白芍(炒)陳皮 牛膝各60g 鎖陽 当帰各45g 虎骨30g(酒浸・酥炙) 【用法】上薬を末にして、酒煮羊腎と和んで丸め、毎回50丸を塩湯で送る。 【功効】滋陰降火、筋骨強壮。 【主治】精血不足、虚火亢進、筋骨萎弱、腿足痩せ、歩行乏力、精元不固、尺脈虚浮洪数、久しく生育しない者。 【加減】冬期には乾姜15gを加える。 【方論】本方において黄柏・知母は火を泻し熱を清め、熟地・龜版・白芍は肝腎を補い陰を養い血を滋う。虎骨は筋骨を強化し、鎖陽は陽を温め精を益す。乾姜・陳皮は中を温め脾を健やかにし、気を理する。諸薬を合用して、共に滋陰降火、筋骨強壮の効果を奏する。 |