三石湯 【出典】『温病条辨』巻二。 【構成】飛滑石9g 生石膏15g 寒水石9g 杏仁9g 竹茹6g(炒) 銀花9g(花露の方がさらに効果的)金汁30ml(溶かして使用) 白通草6g 【用法】清水1升を取って400mlに煎じ、2回に分けて温かく服用する。 【効能】熱を清め、湿を利し、三焦を宣通する。 【主治】暑湿が三焦に広がり、邪が気分にある場合。身熱汗出、顔面赤、耳聾、胸脘痞満、下痢稀水、小便短赤、咳血あり。渇きはあまりない。舌質紅、苔黄滑、脈滑数。 【方論】本方において杏仁は上焦肺気を宣通させる。石膏、寒水石、竹茹は中焦の熱を清める。滑石、通草は下焦の湿熱を利する。銀花、金汁は暑熱を解毒する。諸薬を併用することで、共に熱を清め、湿を和らげ、三焦を宣通する効果を発揮する。 |