去腐霊薬 【出典】『外科学大全』巻一。 【構成】水銀30g 火消60g 食塩9g 枯礬9g(上記三味を炒って乾燥させる) 朱砂24g 雄黄9g 白砒9g 硼砂9g 【用法】すべて粉末にして罐に入れて泥で固め、蓋を封じ、三本の釘の上に置き、百眼炉で焼く。まず底火2寸、香1本、中火1本、頂火1本を点け、その間は皿を水で拭いて止めない。香が尽きれば火を消し、翌日上昇した物を取り出す。 【効能】腐肉除去、新肉生成。 【主治】発背、療瘡、腫毒、爛瘡、囊瘍、魚口、結毒、臁瘡。 【加減】発背未破の場合は花粉を加える;破れた場合は乳香・没薬を加える;疔瘡初起の場合は蟾酥を加える;腫毒には鵞管石を加え、酢で調合して敷く;爛瘍には黒附子を加える;囊瘍爛の場合は貝母を加える;瘰疬破った場合は髪灰・皂角・白及を加え、水で調合して敷く;疳瘡には滑石を加える;魚口には皂角を加える;結毒には光粉・滑石を加える;臁瘡には軽粉・黄丹を加える;跌撲には文蛤・百草霜を加える;乳蛾・走馬疳・耳腮などは茶で調合する;蛇咬傷には南星・川椒を加える;虫咬傷には雄黄を加える。 |