瓊玉膏1 【出典】『洪氏集験方』巻一『申鐵瓮方』より引用。 【別名】生地黄膏(『仁斎直指』巻十七)。 【組成】新羅人参750g 生地黄8kg 白茯苓1.5kg 白蜜5kg 【用法】上記人参・茯苓を細末にし、蜜は生絹で漉す。地黄は自然汁を取るために搾り、この際鉄器を使用しない。汁を完全に搾りきり、滓を除き、すべての薬材を一つに混ぜ合わせ、銀器・石器または高品質の陶器に密封して保存する。容器が小さい場合は2箇所に分けて盛り、清潔な紙20~30重を重ねて封印し、湯の中に入れ、桑木柴火で6日間煮る。夜通し火を焚く場合は3日夜間でよい。取り出し、蝋紙数重で瓶口を包み、井戸の口に置き、火毒を除く。1伏時(約24時間)後取り出し、再び旧湯の中に戻して1日間煮て水分を蒸発させる。取り出し、毎朝10gを温めた酒で溶かして服用する。酒を飲まない者には白湯で溶かして服用する。 【効能】陰を滋養し肺を潤し、気を補い脾を益する。 【主治】肺陰虚損、虚労乾咳、咽燥咯血、筋肉消瘦、気短乏力。 【方論】本方において生地黄は陰を滋養し水を壮めるため君薬となる。白蜜は肺を養い燥を潤すため臣薬となる。佐药として人参・茯苓を用い、脾を補い気を益する。また茯苓は痰を化す作用があり、肺の輸布失敗により蓄積した痰を消す。諸薬が相まって、陰を滋養し肺を潤し、気を補い脾を益する効果を発揮する。 |