清胆湯2 【来歴】『急腹症方薬新解』。 【組成】柴胡・黄芩・栀子・郁金・枳殻各15g 大黄15g(後下) 双花・茵陳・金線草各25g 黄連10g 芒消10g(衝服) 【用法】水煎。1日1〜2剤、2〜4回に分けて服用。 【功効】理気開鬱、利胆通腑。 【主治】急性胆道感染、急性閉塞性膿性胆管炎、胆石症の鬱結型。 【方論】本方において柴胡・枳殻・郁金は肝を疏泄し、気滞を解き、黄芩・栀子・黄連は肝胆の湿熱を清浄する。茵陳・金線草は利胆排石を働き、双花は清熱解毒をし、大黄・芒消は通里攻下を実現する。よって肝胆の気滞と湿熱内伏を伴う胆道疾患に適応する。 【実験研究】利胆作用および括約筋弛緩作用『急腹症方薬新解』:清胆湯は麻酔下の健康犬において胆汁分泌量を増加させ、オッディー括約筋を弛緩させる。また、犬の腸蠕動を強化(回数増加、波幅拡大)し、節律的な分節運動に伴って大きな蠕動波も観察された。さらに低血圧状態の犬に対して、一定の昇圧および血圧安定作用があることも確認された。 |