木香保命丹 【出典】『御薬院方』巻一。 【構成】木香 白附子(生用) 官桂 杜仲(粗皮除去、炒って糸を去る) 厚朴(皮除去、生姜汁で炒って乾燥) 藁本(須・土除去) 独活 羌活(生用、芦頭除去) 海桐皮(生) 白芷 甘菊花(土除去) 牛膝(苗除去、酒浸一日、焙乾) 白花蛇(酒浸三日、皮・骨除去、焙乾) 全蝿(炒) 威霊仙(水浸、土除去) 天麻(別捣、末取り、土除去) 当帰(芦頭除去、水浸、土除去、乾称) 蔓荊子(生、皮除去) 虎骨(酒浸、又は酥炙) 天南星(漿水で五〜七度煮る) 大防風(芦頭除去、乾称) 山薬(生用) 甘草(酥炙して微黄) 赤箭(生用) 各30g 麝香9g(真者、別研) 朱砂(上好者)45g 【用法】上薬を細末にし、その薬を十分に分け、麝香一分を混ぜ合わせ、煉蜜で丸め、弾子大とする。毎服1丸を細かく噛み、酒で服用する。時を問わず。 【功用】栄衛を調養し、陰陽を昇降させ、五臓を補益する。 【主治】体虚中風、口眼歪斜、手足偏枯、四肢拘攣、屈伸困難、麻痺不仁、驚痫等、全身瘙痒疼痛、頭目昏暗;風が腹内に入り、拘急切痛、体が虫行するよう、心神恍惚;傷風瘴疫、偏正頭痛、諸般の風症;又は冷物を傷害し、心腹大痛;又は婦人胎前産後、中風壮熱、体重頭痛、眩暈欲倒、気閉血滞者。 |