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龍歯鎮心丹

龍歯鎮心丹
【出典】『太平惠民和剤局方』巻五。
【組成】龍歯(水飛)、遠志(心を除き炒)、天門冬(心を除く)、熟地黄、山薬各180g(炒)、茯神、麦門冬(心を除く)、車前子(炒)、白茯苓、桂心、地骨皮、五味子各150g
【用法】上記薬材を末にし、煉蜜で丸め、梧桐子大とする。毎服30~50丸を空腹時に温酒または米湯で送る。
【功用】鎮心安神、滋陰益腎。
【主治】心腎気不足、驚悸健忘、夜夢不安、遺精、面色少華、足脛痰疼。
【方論】本方において龍歯は驚悸を鎮め神経を安定させ、煩熱を除くため君薬とする。遠志、茯苓、茯神、五味子は心を寧え神経を安定させるため臣薬とする。天冬、麦冬、山薬、熟地黄は心腎の陰を補い、地骨皮は虚熱を清め、車前子は湿濁を利尿させる。標本兼顾し、佐薬となる。また陰を滋養し熱を清める中で、桂心を加えて火を元に戻す。これは反佐の法である。

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