栝楼散2 【出典】『集験背疽方』。 【別名】神効瓜蒌散(『婦人大全良方』巻二十三)。 【構成】栝楼 1個(皮を取り除き、焙り、末にし、急に使う場合は潰して使用、種が多い方が効力強い) 当帰(洗浄、蘆を除き、焙り、細末に) 甘草 15g(砕き細く、生用) 通明没薬 0.3g(別に研ぐ) 乳香 3g(別に研ぐ) 【用法】上記薬材を無灰酒600mlと共に銀器または石器に入れて、弱火で煎じ、200mlに減じる。これを三回に分けて、空腹時に服用する。 【効能】鬱を開き結を散らし、血を活し腫れを消す。 【主冶】婦人の乳疽、奶勞。 ※原文には「乳勞がある場合、すぐにこの薬を服用すれば病根を断つことができる。毒がすでに形成された場合、膿を黄水に変えることができる。毒が未形成の場合、大小便を通じて排出される。疾患が重い場合は再服用し、退くことを目安とする。婦人乳疽の処方は多いが、この一方だけが神効に匹敵する」とある。このことから、本方の乳疽、奶勞に対する良好な効果が窺える。 |