抱龍丸2 【出典】『小児薬証宜決』巻下; 【別名】保肝丸(『増補内経拾遺方論』巻四)。 【組成】天竺黄30g 雄黄(水飛)3g 辰砂 麝香(それぞれ別研) 各15g 天南星120g(腊月に牛胆に漬け、陰干百日。無ければ生品を皮・脐を除き、砕いて炒り乾燥使用) 【用法】上薬を細末にし、甘草水で和えて皂子大の丸に作る。温水で溶かして服用。百日児は1丸を3~4回に分けて服用。5歳児は1~2丸。大人は3~5丸。伏暑には塩少许を加え、1~2丸を噛み、新水で送る。腊月中は雪水で甘草を煮て薬を和えるのが尤も佳い。別法として、漿水または新水で天南星を3日間浸し、柔らかくなるまで待つ。その後三五沸煮て取り出し、柔らかさを保ちながら皮を剥き、白く柔らかい部分のみを取り出し、薄切りにして焙乾し、炒り黄色にする。末240gを得て、甘草75gを砕き、水500mlで一宿浸す。弱火で250mlまで煮詰め、滓を除き、その際、天南星末を少しずつ加え、甘草水が尽きるまでゆっくり攪拌する。その後残りの薬を加える。 【主治】小児傷風瘟疫、身熱昏睡、気粗、風熱、痰盛咳嗽、驚風抽搐、中暑;また室女白帯も治療する。 |