菊花決明散 【出典】『原機啓微』巻下。 【組成】草決明石決明(東流水で一伏時煮、別に極細に研ぎ薬に入れる)木賊草防風羌活蔓荊子甘菊花甘草(炙)川芎石膏(別に極細に研ぎ薬に入れる)黄芩各15g 【用法】上を細末とする。毎服6g、水230mlを用い、180mlまで煎じ、食後に末を含めて服用。 【効能】風を疏し、熱を清め、翳を祛ぎ、目を明かす。 【主治】風熱上攻、目中の白睛微変青色、黒睛稍帯白色、黑白間赤環如帯、謂う「抱輪紅」、視物不明、睛白高低不平、甚しく光沢なし、口乾舌苦、眵多羞涩。 【方論】本方において草決明、石決明、木賊草は目を明かし翳を祛ぐ君薬として用い;防風、羌活、蔓荊子、甘菊花は風を散し陽を昇す臣薬として用い;甘草、川芎は気を和らげ血を順らせる佐薬として用い;黄芩、石膏は邪熱を除去する使薬として用いる。これらを併用し、共に風を疏し熱を清め、翳を祛ぎ目を明かす功を成す。 |