加味種子四物湯 【出典】『医略六書』巻二十七。 【組成】熟地15g 当帰9g 白朮4.5g(炒) 川芎3g 白芍4.5g(炒) 茯苓4.5g 阿膠9g(面炒) 香附6g(酒炒) 続断9g(酒炒) 炙草1.5g 【用法】水煎して滓を除き、炒った黄砂仁末1.5gを溶かし、温かく服用する。 【功効】衝任を調補する。 【主治】衝任両虚、不妊、脈虚渋なる者。 【方論】衝任両虚により、水火の交媾不能、胞中に血涩気少となり、不妊となる。本方において熟地は陰を補し血を滋う、当帰は血を養い経を栄む、川芎は衝脈の血を活し、白芍は任脈の陰を収斂し、白朮は脾を健にし血を生じ、阿膠は血を補し陰を益し、香附は気を調節し鬱を解し、炙草は中を緩め胃を益し、茯苓は湿を滲し子室を清め、続断は筋を續け経脈を雄くする。水煎して温く服用し、やや砂仁を佐え胃を調節し脾を醒ます。これにより脾胃調和すれば血室充足となり、気の滞りも無くなる。衝任調和すれば、精を媾し妊娠できる。 |