加味解毒生脈散 【来源】『千家妙方』上冊、関幼波方を引用。 【组成】西洋参15g(別煎して服用)、五味子10g、玄参15g、生地15g、丹皮15g、天花粉15g、知母10g、黄柏10g、銀花30g、麦冬30g、赤芍15g、遠志15g、鮮茅根60g、川貝12g、犀角1.5g(別煎)、羚羊粉1.5g(別煎) 【用法】水煎して服用。1日1剂。 【功用】強心護陰、清栄解毒。 【主治】大腸菌敗血症および中毒性ショック。 【方論】本方は大腸菌敗血症により中毒性ショックを引き起こした場合を対象とする。高熱は40.3℃に達し、その後血圧低下、四肢厥冷、幻視を伴う。これは心気素虗により邪熱が逆伝して心包に侵入したためである。症状としては高熱、口渇咽痛、脈細数、舌绛少苔であり、実際には邪がすでに栄に入り、気陰両傷している。毒熱が盛んに内に阻塞し、透達できないため、四肢が逆冷となる。これは「熱深厥深」、陽極似陰の現象である。このとき病邪は強盛だが正気が衰弱しており、正気が邪に抗せず、積極的に正気を補わなければ、正気が暴脱する。よって強心護陰、清栄解毒を法とする。方は生脈散、清栄湯を化裁し、西洋参、麦冬、五味子を重用して心気を養い、散逸した精気を収斂する。銀花、犀角、羚羊粉、白茅根、丹皮、生地、知母、黄柏、赤芍は栄を清め毒を解き、血を涼め瘀を散らす。玄参、天花粉はさらに養陰生津の力を強める。川貝、遠志は心気を調補し、痰を化し結を散らし、痰熱が心包を閉塞するのを防ぐ。熱邪がすでに心包に逆伝した状態では、熱が強く陰が傷ついている場合、必然的に液を灼いて痰を生じる。そのため痰熱が包絡を閉塞し、神志が蒙れる傾向にある。これを予防するため、痰閉を防ぐことは必須である。 |