巩堤丸 【出典】『景岳全書』巻五十一。 【組成】熟地60g 菟絲子(酒煮)60g 白朮(炒)60g 北五味 益智仁(酒炒)故紙(酒炒)附子(製)茯苓家韭子(炒)各30g 【用法】上薬を末にして、山薬糊で丸を作り、梧桐子大とする。毎服百余丸を空腹時に水または温かい米酒で送る。毎日二〜三次。 【功用】温補固摂。 【主治】命門の火衰え、膀胱の固めず、小便失禁、または排尿後に残尿不尽。 【加減】気虚者には人参30~60gを加える。 【方論】本方において附子、熟地黄、菟絲子、補骨脂、韭子は腎陽を温補する。白朮、山薬、茯苓は気を補い、脾を健診する。益智仁は脾を温め、腎を暖め、縮尿を固める。五味子は酸温で肺・腎に入り、上は化源を滋し、下は腎を固める。諸薬を併用して、共に温補固摂の効果を発揮する。 |