更衣丸 【出典】『先醒斎医学広筆記』巻一。 【別名】朱砂蘆薈丸(『医略六書』巻十八)。 【組成】朱砂(研飛して面のように)15g 蘆薈(研細)21g 【用法】良い酒を少许滴して丸を作る。毎服3.6gを良い酒で吞む。朝服用すれば夜に通じ、暮服用すれば朝に通じる。天気が晴れの日に調合するのが最適。 【功用】火を泻し、便通を促し、神を安める。 【主治】肝火上炎、腸熱便秘、目赤易怒、頭暈心煩、睡眠不安。 【方論】本方において芦荟は苦寒であり、下剤として便通を促し、肝火を清める。朱砂は甘寒で津液を生じ、心を寧し、神を安める。芦荟は気味が悪いため、良い酒を少许加えて穢気を辟し、胃を和らげる。合用することで、火を泻し、便通を促し、神を安める効果がある。古人はトイレに行く際に必ず着替えをしたため、「更衣丸」と命名された。 註:本方は原書には方名がなく、現時点で『医宗金鑑』巻三十二に基づいて補記している。 |